「『スーパーマン』の最新号で、主人公が両性愛者だと明かされました」と岩田絵里奈アナ。13日(2021年10月)の「スッキリ」は、80年以上にわたってアメリカで愛されてきた漫画『スーパーマン』シリーズの新たな展開について伝えた。
アメリカの出版社「DCコミックス」は11日、最新号の中で現在の主人公のジョン・ケントがバイセクシャルであることが描かれていると明らかにした。
加藤浩次「面白いね。色々な形があっていい」
番組が紹介した1コマでは、主人公のスーパーマン(ジョン・ケント)が男性と熱いキスを交わしている。ヒーローが恋に落ちたお相手は、ジェイ・ナカムラという男性の新聞記者。主人公がスーパーマンとしての任務に疲弊する中、ずっと寄り添ってくれた存在だそうだ。
脚本担当のトム・テイラー氏は「私は、誰にでも英雄が必要で、自らの英雄の中に自分自身を投影することができるとずっと言い続けてきた。より多くの人々が、漫画に出てくる最強のヒーローを自らの中に投影することができる」と説明。ここ最近、映画や漫画で様々なバックグラウンドを持つ主人公が描かれるなど、世界的な動きに沿っているということだ。
スタジオでの反応は?
犬山紙子(エッセイスト)「これまでは異性愛者しか出てこない物語が多かったけれども、現実には色々なセクシュアリティーの人がいる。多様性に合わせたというより、やっとリアルに近づいて行っている過渡期なのかなと思います。相手がアジア系というのもすごくいい」
司会の加藤浩次「面白いね。色々な形があっていい。我々が思っていたスーパーマン像と、もっと上の世代が思っていたスーパーマン像と、これからのスーパーマン像。全部変わっていてもいいですよね」
(ピノコ)