昨日11日(2021年10月)、プロ野球ドラフト会議が開かれ、育成を含め128人の選手が指名された。4球団の競合となった西日本工大の隅田知一郎投手は西武ライオンズが交渉権を獲得。注目を集めていた高校ビッグスリーでは、2球団競合となった市立和歌山の小園健太投手はDeNAが交渉権を獲得したほか、高知の森木大智投手は阪神、ノースアジア大明桜の風間球打投手はソフトバンクからそれぞれ1位指名を受けた。
ドラフトめぐるドラマに注目
そんな中「THE TIME,」が注目したのは指名をめぐる選手たちのドラマ。楽天から3位指名を受けた瞬間、大きく目を見開いた後、大きく笑顔を見せた静岡・三島南高校の前田銀治外野手は、チームメイトたちから盛大な祝福を受けて感極まって泣いてしまった。無名の公立高校からの指名にSNSでは「謎すぎる」という声も出たが、司会の安住紳一郎は「21世紀枠で活躍して、本人もプロ野球選手になると思っていなかったというところもあるかもしれません」
他に、揺れる船でのシャドウピッチングなど驚異の練習法で奄美大島出身初のプロ野球選手となる秦勝利投手(楽天から4位指名)や、巨人から育成6位指名を受けて佐渡島出身初のプロ野球選手となる菊地大稀投手を紹介。
目玉コーナーの列島リアルタイム中継では、昨日11日の同コーナーで「ウチの地元推し候補」として取材した2選手を「昨日のあの選手どうなった」と今日も中継取材。
熊本からはRKKの糸永有希アナウンサーが独立リーグ火の国サラマンダーズの石森大誠投手を取材。石森投手は中日ドラゴンズから3位指名を受けたが、独立リーグからのNPB入りは育成以外は1人だけ。
糸永アナ「指名の瞬間は表情あまり変えずにかみしめているようでしたが」
石森投手「内心はめちゃくちゃガッツポーズでした。インスタグラムはフォロワーが600人くらい増えて携帯が鳴りやまなかった」
「ドラゴンズファンとしては我慢できない状況です」
石森投手だが、毎朝、女房役の深草駿哉捕手が作る朝食を深草捕手の部屋まで食べにきている。今日も食べにきた石森投手は「いつもより美味しく感じます」
安住紳一郎「キャチャーの深草さん。ドラフト指名どんな気持ちでご覧になってましたか?」
深草捕手「どきどきしながら見てたんですけど、指名されてうれしかったです」
名古屋からは熱狂的ドラゴンズファンのCBC若狭敬一アナウンサーが、ヤクルトスワローズから5位指名を受けた享栄高校の竹山日向投手を取材。「ものすごくほっとしてます」という竹山投手。「選ばれないんじゃないかという不安で、感極まってしまいました。3巡目くらいから不安で不安で」というお母さんは、指名の瞬間に大号泣。
しかし、先日のズブ濡れレポで注目を集めた若狭アナは竹山投手の取材だけでは止まらない。「ドラゴンズファンとしては我慢できない状況です」と熊本の石森投手に「ドラゴンズでどんなピッチング見せてくれますか」と呼びかける。さらに「名古屋には味噌カツという美味しいものがあります。食べて頑張って下さい」
安住紳一郎「若狭さん、ドラゴンズの番組じゃないって言ってるんです」
若狭アナ「野球の話題で名古屋に振るとこうなります。今後もこんな感じになります。THE TIME,いい番組ですね」
(みっちゃん)