平日の7時20分から10分間の「歌のパペットバラエティー」番組「コレナンデ商会」(NHK Eテレ)10月11日(2021年)放送回が話題となり、「神回」だとの指摘も相次いでいる。
ちょっと変わった売り物が集まる雑貨店「コレナンデ商会」を舞台に、店主のジェイさん(川平慈英さん)とパペットの店員・ブルブルくん(声:えなりかずきさん)、近所の女の子・キーウィちゃん(声:吉木りささん)、配達員のターキーさん(声:北村岳子さん)らが物語と歌を展開する番組だ。
キーウィちゃんが「残酷な天使のテーゼ」歌唱
この日はブルブルくんのピアノ演奏とキーウィちゃんの歌で、TVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のオープニング曲「残酷な天使のテーゼ」からスタート。コレナンデ商会にはジェイさんが仕入れた天使を模した置物が届き、ターキーさんが「私天使になりたいってず~っと思ってました。天使のような心の持ち主に」と明かした。
キーウィちゃんが「天使のような心ってどんな心?」と尋ねると、
ターキーさん「清く正しく美しく、純粋で!」
ジェイさん「嘘をつかない?」
ターキーさん「苦労することを惜しまずに!」
ジェイさん「困った人を助けてあげる?」
ターキーさん「他人のために尽くすんです」
と2人が説明。すると「みんなのランチを作ってる」というブルブルくんが「それは私のことです!」と登場した。
「どうぞどうぞ遠慮せず私を天使と呼んでください」とのたまうブルブルくんを、ジェイさんは
「いいですかブルブルくん、天使というのはですね、こんな風に背中に、かわいい羽がついてるものなんですよ」
と一蹴。ブルブルくんの「ああ~羽がほしいよ~、つまり翼がほしい~」という振りで、4人で演奏&歌唱する「翼をください」が流れた。フォークの名曲だが、林原めぐみさんが歌ったバージョンが「新世紀エヴァンゲリオン」映画版(ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破)の挿入歌として使われていた。