上野動物園で6月23日(2021年)に生まれた双子パンダについて、10月8日にオスの名前が「シャオシャオ(暁暁)」、メスが「レイレイ(蕾蕾)」と決まった。
決定を受け、地元上野ではパンダ商戦が大盛り上がり。パン屋さんの「米よりパンだ!?」では、急きょ名前入りの菓子パン「ふたごパンダ」(280円)を販売、多くの人が買い求めていた。上野の案内所でも双子パンダ飴などの新商品が登場している。
これに乗り遅れてしまったのがアメ横。商店街連合副会長の千葉速人さんは「15日の予定で動いていたけど急きょ発表だった。横断幕、クーポン券あわてて発注したけれど1週間後にしか出来ない」と語る。帽子専門店、横濱帽子屋の前田貴宗店長も「大人用はデザインが間に合わなかったが、子ども用は急いで作ってもらいました」。
予想は「見事にはずれた」
一般公開は来年1月予定で、1年で300億円超の経済効果が期待されている。
10月11日の放送で司会の安住紳一郎は「名前の発表自体が予想より早くなりました。衆院選が19日から選挙運動が始まるので、都民ファーストの会が議員をだすことになっていて、小池都知事の記者会見が使えなくなることを織り込んでの前倒しではないかと個人的には考えております」と指摘。
宇賀神メグ・アナウンサー「いろいろ忖度とかあるんですね」
安住紳一郎「人気者はだいたい政治に利用されるというのが昔からの通例でございます」
肝心の名前だが「シャオシャオ」には「夜明けの光が差し明るくなる」、「レイレイ」には「蕾から美しい花が咲き未来へつながっていく」という意味があるという。 上野動物園でインタビューすると「私は女の子は『レイレイ』で応募したので名付け親になれました。『蕾』ではなく、『麗』で考えていたので、見た瞬間に『こうきたか』という感じでした」という来園者も。
安住紳一郎「オスのパンダの名前の予想は難しかった。パンダ好きリスナーの方がそろっているラジオ番組で予想したのですが、今回はどなたも的中できませんでした。私はオス「レンレン」メス「ヨウヨウ」で応募いたしましたが見事に外れました」
杉山真也アナウンサー「名前の応募19万件からオス5案、メス6案に絞って選考委員で審議、中国側の確認を経て決定したのですが、安住さんは予想は外れてしまってと」
安住伸一郎「レイは『麗しい』『令和の令』を予想した人が多かったようですが、『蕾』という漢字になりました。日本語だと蕾は『ライ』と読みますが、中国だと女の人の名前に『蕾』が付くことが多いようで、忖度まではいかないけれど、少し中国の考えを入れたのかなと思います。これからは中国の新生児名前ランキングを参考にしなければいけないのかなというところまで来ています」
杉山真也アナウンサー「次に向けての反省点も見つかっているわけですね」
安住伸一郎「あと、シャオシャオはなかなか出てこない。応募した人も400人ほどで、19万件中の0.2%です。予想するのは難しかったと思います。予定時間を大幅に過ぎました」
杉山真也アナウンサー「熱弁ありがとうございました」
(みっちゃん)