埼玉県民もびっくり? 秩父・横瀬町が「住み続けたい街」上位のワケ

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   毎年住みたい街ランキングを発表している大手住宅情報サイトのSUUMOだが、昨日5日(2021年10月)、新たに「住み続けたい街ランキング」を発表。6日の「THE TIME,」が紹介した。

   「住みたい街ランキングとか、部屋を借りたいランキングとかみんな好き勝手いうんですよね」という司会の安住紳一郎に対し、杉山真也アナウンサーが「これは『住みたい』というあこがれではなく、『住み続けたいか』という住んでいる人が投票しているランキングなんです。上位には意外な顔ぶれがランキングしています」と違いを説明する。

  • 埼玉県の横瀬町公式サイトより
    埼玉県の横瀬町公式サイトより
  • 埼玉県の横瀬町公式サイトより

「THE TIME,」が魅力に迫った

   SUUMO編集長の池本洋一さんは「住みたいというのはあくまでも希望ですよね。住み続けたいというのは自分の住んでいる街に対する評価ですよね。希望と実態みたいな、そんな違いがあるんじゃないかな」と意義を語る。

   東京都のランキングをみると1位が武蔵野市、2位が中央区、3位が文京区となったが、SNSで話題になったのは埼玉県のランキング。1位から3位はさいたま市大宮区、さいたま市浦和区、さいたま市中央区とさいたま市の各区がランクインしたが、4位に選ばれたのは秩父郡横瀬町。埼玉県民からも「意外、知らなかった」「上位に入っているの面白い」と驚きの声が上がった。

   秩父市の右隣にある人口8000人の横瀬町だが、いったいどんなところか。番組はその魅力を取材した。 役場の田端将伸さんは「横瀬町の施策として、チャレンジする人を応援する町。住民のやりたいことを行政として一緒にやろう。やってみたいと思ったことをやれる町じゃないかなと思います」と語る。 横瀬町が5年前から提供する「よこらぼ」では企業、団体、個人に対しやりたいことを広く募集し、行政が全面的にバックアップを行っている。これまでに177件の応募があり、104件が採用となっている。町を挙げて住民の夢をサポートしていることが横瀬町が人気の理由だ。

   役場の田端将伸さんは「横瀬町の施策として、チャレンジする人を応援する町。住民のやりたいことを行政として一緒にやろう。やってみたいと思ったことをやれる町じゃないかなと思います」と語る。

   横瀬町が5年前から提供する「よこらぼ」では企業、団体、個人に対しやりたいことを広く募集し、行政が全面的にバックアップを行っている。これまでに177件の応募があり、104件が採用となっている。町を挙げて住民の夢をサポートしていることが横瀬町が人気の理由のようだ。

   地元の食材を作ってお菓子を作りたいと「Te・Airigh」という店を構えた赤岩淳江さんに、横瀬町では地元の道の駅をお菓子の販売場所として紹介したり、商品PRを担当したりとサポート。赤岩さんは「横瀬町の協力があって夢が叶えることができました」と語る。

   お茶を栽培したいと、県内の別の町から移住してきた石黒夢積さんも「暖かい人たちが多くて、それに私もお返しがしたいと思うので、ずっといたい。夢が叶った」。 横瀬町には、移住を考える若者からの問い合わせが増えているという。

(みっちゃん)

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