6日(2021年10月)の「スッキリ」は、新型コロナウイルスのワクチン接種率やワクチン検査パッケージの是非などについて議論した。
現時点での日本のワクチン接種状況は、2回目接種を完了した人が61.5%、1回でも接種した人が71.7%。しかし、年代別に見ると、50代以上は7割から9割が接種完了している一方で、10代は27%、20代は39%(いずれも4日時点)にとどまっている。
加藤浩次「毎年この時期はインフルエンザの話題にもなります」
日本感染症学会専門医の佐藤昭裕医師「日本ではまだワクチン接種率が上がり続けていて、若い世代の人でも本当は打ちたいのだけど、まだ打ててないという人が多い。これからどんどん伸びてくるでしょう」
司会の加藤浩次「11月にはワクチン検査パッケージなどを始めようという話も出ています。このまま行くと11月までに8割を超えるかも知れないのに、ワクチン検査パッケージはいらないのでは?」
佐藤医師「おっしゃる通りで、集団免疫さえ出来上がればそういったものはいらなくなる。ただ、デルタ株は、その感染力の強さから、何%まで打てば集団免疫が出来上がるのかはまだ分からない。内閣官房が出しているAIの予測だと全人口の85%という数値も出てきているので、まだまだそこには到達していないと思います。個人的には、ワクチン検査パッケージがあった方が経済は回しやすいと思います」
宮崎哲弥(評論家)「80%以上行ったらワクチン接種パッケージは不要だという判断はやや早計だと思う。ひょっとしたら無駄にはなるかもしれないが、第6波がどうなるかは分からないので作っておいた方がいいと思います。結局無駄になったとしてもそれはそれ」
ここで加藤が、気になる疑問を口にした。
加藤「毎年この時期はインフルエンザの話題にもなります。両方のワクチンはどういう風に打てば良いのでしょうか」
加藤「コロナによってマスク、手洗いをして距離を取るようになり、インフルエンザが全然広がっていない。それでもやっぱりインフルエンザワクチンは打った方が良いですか?」
佐藤医師「打った方がいいです」
加藤「そりゃそうだよな」
(ピノコ)