「千葉県警が、子どもたちに人気の『うんこドリル』と異色のコラボです。どんな内容になったのでしょうか」と岩田絵里奈アナが笑顔で伝えた。『うんこドリル』とは、文響社が出版する未就学児から小学生用の学習ドリルで、その名の通り、すべての例文や問題などに「うんこ」が登場する。
千葉県警が配布を始めた『うんこ防犯ドリル』は、コロナ禍で学校での防犯講話の開催が制限されている子どもたちのために作られたものだ。
うんこドリルと千葉県警がコラボ
中身を見てみると、
Q:「めずらしいうんこがあるからうちにおいで」と言われたよ。どうする?
A.:ハッキリことわり、そしてにげる。B:おもしろそうだからついて行く。(正解はA)
Q:「うんこもれそう!近くのトイレにつれて行って!」と言われたよ。どうする?
A:もれたらかわいそうなので、トイレにつれて行ってあげる。B:大人の人をよびに行く。(正解はB)
などなど、なんともユニークだ。
なぜ『うんこドリル』が選ばれたのか?文響社うんこ事業部の石川文枝さんは「『うんこ』という言葉が1番響くのが、小学生の低学年。『うんこ』って魔法の言葉なんですよ。『うんこ』って聞くと、難しい勉強とか退屈な学習が楽しくなる、パワーを秘めたワードだと思うので、それを今回生かしていただきました」と説明する。
ただ、ドリルを作る時には苦労もあったそうだ。
「しっかりと防犯の知識が学べるようにしなくてはならないので、そこは千葉県警から色々な事実や犯罪パターンを聞きながら作っていきました。メールと電話で『うんこ、うんこ』と言いながらまじめに議論をしました」(石川さん)
クスクス笑いながらVTRを見ていた出演者からの反応は...。
司会の加藤浩次「全っ然良いと思うよ。子どもたちって、笑いながら『えー!?』とか言いながらなんだけど、頭に刷り込まれていくし」
ロバート・キャンベル(東京大学名誉教授)「英語で言うと『Poop(プープ)』なんだけど、Poopで防犯講話を学校でやるのはあり得ないです。世界中にPoop講話を広げてほしい。面白いし、効果的!」
(ピノコ)