「ニュース」のコメント欄は必要? 不要論の三浦瑠麗「踊らされているだけ」

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   国内最大級のニュースサイト「Yahoo!」が2日(2021年10月)、「ユーザーのみなさまに改めてお願いです。過度な批判、攻撃的な投稿はお控えください」とコメント規制の強化に乗り出した。5日の「めざまし8」が伝えた。

   これまでもAIやスパコンを活用したシステムで、悪質なコメントへの対策をしてきた。しかし、コメントの投稿数が急増し、不適切な内容も散見されたため、パトロールを強化してきたという。新たな対応策として、コメント投稿画面の目立つ場所に注意書きを掲載する取り組みを新たに始めた。

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谷原章介「ぼくは見ないけど」必要派

   ヤフーはお知らせで、「穏当な言葉づかいを心がけていただく、などのご協力をお願いします」。具体的には、コメントポリシーに反する例、として「キモい」という言葉や、「被害にあったのは本人に責任があるからだ」との表現。「記事中の漫画は○○というサイトで無料で読めますよ」という言い方は、商用目的や特定サイトに誘導する場合が多いとしている。

   不適切コメントへの対策としては、AIで投稿されたコメントをスコア化し、パトロール部隊(人力)がAI判断でも不可能な部分を24時間体制で確認。1日約32万件のうち約2万件が削除される。

   ネットニュースのコメント欄について街の人たちは―。「行き過ぎた意見は、あまりよくない」(20代男性)、「違う見方ができる。感性的なものは違うと思う。悪口も一つの感性として勉強になるとは思う」(20代男性)。コメント欄を廃止するニュース欄もあるなかで、どこまで必要なのか。

   「ニュースサイトのコメント欄を見るか?」番組が624人に聞いたところ、「見る」310人「見ない」314人と、割れた。攻撃的なコメントを249人(4割)が「見たことがある」。この人たちには「不快に感じる」との声がある一方で、「理解できるものもある」。

   では「必要と思うか?」 番組では、「必要ない」とした三浦瑠麗(コメンテーター、国際政治学者)は「踊らされているだけ」だから。「ページビューを稼いで金儲けをするためだから」。

   「必要」としたMCの谷原章介は、「ぼくは全然見ないんだけど、公共性が高まっていっていると思う。書き込む人の匿名性はあるが、多様な意見があるのを見えるようにすることが大事かなと思う」。 視聴者アンケートでは、「必要ない」が6割と多数を占めた。

(栄)

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