「いま、『つながらない権利』というものが注目されています」と司会の羽鳥慎一がきょう5日(2021年10月)、「モーニングショー」で取り上げた。テレワークが広がる中で、就業時間外に上司や同僚による電話やメールの業務連絡を受けないという権利のことだ。
街で聞いてみると、「上司からかかってきた電話にすぐ対応しない、そのこと自体が悪、とされている」(女性会社員、24歳)。「夜10時とか、11時に連絡が来て、翌日午前中に資料出せとか。どうやって作るんだ」(エンジニア、24歳)。「24時間365日、連絡を受けるのが普通だという環境で過ごしてきたので、きついとは思わない(男性会社員、47歳)などなど。
玉川徹「早く相手に言っておかないと、と思って...」
就業時間外の業務連絡についてのアンケートによると、「対応する」が18.6%、「対応したくないが、対応するのはやむを得ない」が46.7%で、6割以上が連絡あれば対応するといっている(NTTデータ経営研究所/NTTコム オンライン調べ)。
だが、ネットをみると、「業務時間外のメールを見ると、胃が締め付けられる」「休みに電話やメールがあると、それ以降ブルーになって、休みがパーになる」といった本音も聞かれる。
羽鳥「玉川さんはどうですか」
玉川徹(テレビ朝日)「言われて見れば、月曜日でもいいよな、というようなことを電話とか、していたと思う」
羽鳥「いまさっき、チーフプロデューサーが、玉川さんから金曜日の夜とか、日曜日に連絡が来るんですけどと、言われました」
玉川「思いついて、早く相手に言っておかないと、と思って連絡するんですね。休日に限って、思いつくんですよ」
羽鳥「とりあえず、相手に伝えておこうという気持ち、よくわかります」
玉川「でも、もう、テレビ朝日、決めてください。『原則はダメ』だと。職種などいろいろあるけど、『原則はなし』としていいと思います」
(一ツ石)