「エスカレーターで歩かないことを求める」条例実施が1日(2021年10月)、埼玉県で始まった。全国で初めて。さて、その罰則は? 4日の「めざまし8」が伝えた。
「エスカレーターでは立ち止まろう」と大きく書いた幕を掲げて、大野・埼玉県知事ら県の関係者が、JR大宮駅で通行人に呼びかけた。
「埼玉県エスカレーターの安全な利用の促進に関する条例」が1日から施行された。知事は「必要な指導・勧告」はできるが、違反者への罰則はない。
番組が30分調査すると...
番組は3日午後4時半ごろ、埼玉県の川口駅で、エスカレーターの人の流れを観察した。動かずに乗る人が多いが、右側に出て上ったり、駆け下りたりする人もいた。番組が30分間調べたところ、約35人が歩いていた。
今度の条例化の背景には、約2年間(2018年1月~19年12月)でエスカレーターを歩くことに伴う事故が1550件あった(日本エレベーター協会調べ)事実がある。利用者は、「具体的な罰則がないと(条例が)ないものと一緒だと思っちゃうので。めちゃくちゃ急いでいるときは歩いちゃうかなと思う」(20代大学生)、「習慣を変えるには長い時間が必要になるんじゃないか。罰則うんぬんというより、みんなで意識する中でやっていかないと」(40代会社員)。
罰則は必要か?必要ないか? スタジオの意見は分かれた。
コメンテーターの村上佳菜子(元スケート選手)=必要 「早くこれを守ってもらうためには、罰則があった方が、いいんじゃないですか」。
コメンテーターのカズレーザー=必要ない 「徹底させるならば、体の大きい県の職員を2人くらい定期的に立たせれば」
視聴者に聞いたところ、「必要55%、必要ない45%」だった。
MCの谷原章介「例えば免許みたいに点数制度でもないし、罰金とるのもどうかと思う。(通行サイドが右側と左側で異なる)西と東の壁もなくなっていいんじゃないですか」
コメンテーターの橋下徹・元大阪府知事「大真面目に答えると、罰則は最後の手段だから。様子を見て、事故の件数を町や地域単位でよくみると、そんなに多くない。危険性が高まれば罰則ということかな」
(栄)