<食・グルメ> 46都道府県の知られざるネタを紹介する「秘密のケンミンSHOW極」(日本テレビ系)。今回(2021年9月30日)岡山県民の熱愛グルメ「ひるぜん(蒜山)焼きそば」が登場。
岡山県民が熱愛するという「ひるぜん焼きそば」とは? 名前の由来は、発祥の地が岡山県の軽井沢と言われる、蒜山高原(ひるぜんこうげん)から。名前をきいたときは「昼専」の焼きそばかと思いましたが、地名でした。
「噛めば噛むほど味が出てくるんですね」
「ひるぜん焼きそば」は肉質のしっかりした親鳥を使用し、蒜山高原でとれた甘みの強いキャベツを使うのが定番。県民を虜にしてやまない味噌ダレには、りんご、玉ねぎ、すりごま、生姜、ニンニクなどを使用するという手のこんだもの。コシが強く濃い味が染み過ぎない中太麺を使用します。
2011年のB-1グランプリで、ゴールドグランプリを獲得したことで「ひるぜん焼きそば」の人気に火が突き、県民の熱愛グルメとして知れ渡るようになったそう。
最近では「ひるぜん焼きそば」から派生した「よるぜん焼きそば」や、「あさぜん焼きそば」なるものも登場。「よるぜん焼きそば」は、鶏の心臓や軟骨、ニラが入っている夜限定の焼きそばでお酒にマッチ。朝限定の「あさぜん焼きそば」には、目玉焼きが乗っています。
岡山県民代表のゲスト、次長課長の河本準一さんによると、「焼きそばの概念を外してもらった方がいいですね。岡山では味噌をベースに焼いたときは、絶対に親鳥なんですよ。岡山弁で『しわい』というんですが、噛めば噛むほど味が出てくるんですね」とのこと。
「めちゃくちゃおいしい。元気ない時に食べたら絶対パワーが出るし、味噌ダレで野菜炒めもいけるし、なんでもいけそう」と、大阪府民のファーストサマーウイカさん。
新潟県民の横澤夏子さんは「ソースとは違った味噌のこってりさがたまらない!これ食べて、スタミナつけて蒜山高原も走り回りたい」とのこと。
京都府民のミキの昴生さんは、「うますぎて1分で完食です。無呼吸です」と言うほど。
普通の焼きそばとそんなに違うもの!? と、皆さんのオーバーリアクションが気になりますが、岡山県の軽井沢、蒜山高原観光と合わせて、焼きそば食べ歩きの旅に行ってみるのも楽しそうです。
(SaMi)