1日(2021年10月)の「あさイチ」プレミアムトークのゲストは、ミニチュア写真家で「見立て作家」の田中達也さん(40)。連続テレビ小説『ひよっこ』(17年度上期)のオープニングでは、畳を田園風景に見立てたり、ブラシを稲に見立てたりして、ミニチュアで昭和の景色を描いた。
鹿児島市在住という田中さん、同じ九州出身の博多大吉・華丸キャスターのために披露した作品は「九州新幹線『たらこ』」。明太子を新幹線に見立てた作品だ。大ファンだという華丸キャスターは大興奮。
田中達也さん作品に「線路が箸だったり、地面がご飯だったり...」
華丸キャスター「これが九州新幹線です。見てください!明太子ですよ、これ。ちょっと満席ですけれどね」
大吉キャスター「粒が多いからね」
華丸キャスター「線路が箸だったり、地面がご飯だったり...。たまんないっすね。ずっと見てられる」
田中さんが作品を作る時に大事にしているのは、人形の人間関係だそうだ。自宅のアトリエで撮影したVTRで、カゴを畑に見立てた新作を作りながら、説明してくれた。
「これがばあちゃん、これがじいちゃん、これが娘で、その長女と次男...。で、これはいつも近所をうろついている犬でジャガイモを狙っている...。家族っていうテーマ自体が誰にでもあるものだから、そういうのを想像させるとしっくりくる。家族構成を考えながら人間関係を作るのは、そういうところも多い」(田中さん)
華丸キャスター「愛に溢れている。泣けてきますよね」
鈴木奈穂子キャスター「ほのぼのしみじみします」
さて、田中さんのアトリエには、ミニチュアやフィギュアが50万体以上もあるそうだ。それを聞いた大吉キャスターは「50万ってすごくないですか?鹿児島市民の数(約60万人)と同じくらいですよね」と目を丸くした。
華丸キャスター「友達のお父さんとしては最高でしょうね」
大吉キャスター「遊びに行きたくなるよね」
華丸キャスター「奥さんには申し訳ないけど、人んちとしては最高」
大吉キャスター「その言葉はどうかと思うけどね。『人んちとしては』って...」
(ピノコ)