「夏目さんの笑顔を楽しみにしていたみなさん方、申し訳ない。今月からおじさん2人が担当することになりました」というMCの安住紳一郎の挨拶で、「THE TIME,」がきょう1日(2021年10月)、スタートした。初回のきょうは、安住と金曜MCの香川照之がそろって登場。新しいセットの中で、緊張しながら新コーナーをやりくりしていた。
「ニッポンの朝がみえる。」がキャッチフレーズの新番組とあって、スタジオのバックには大きなモニターが2つ。全国25カ所と東京スカイツリーの上空カメラの映像が映し出され、「185インチのモニターが2枚。1 枚は『あさチャン!』からもらいました。1 枚は新しく買いました。きょうだけで54カ所とつながっています」と安住が紹介した。
コーナーごとにスタジオ内セットを移動
スタジオの右奥には、気象情報やニュースが集まる「タイムラボ」と呼ばれるスタジオ風セットに気象予報士らが待機し、左手奥には駅の売店を模したセットできょう発売の新聞や雑誌を紹介する。番組中はピアノの生演奏によるBGMが流れ、黄色の大きな鳥小屋風セットからは、時間ごとに鳥の人形が出てきて時間を知らせる。安住と香川のMC2人は、コーナーが変わるたびにスタジオ内のあちこちのセットを動き回り、時には音楽に合わせて踊るなど、早朝から盛りだくさんの印象だ。
ところで、きのう9 月30日の「あさチャン!」の最終回では、サプライズで登場した「我武者羅應援團」によるエールが長引いて、MCの夏目三久の挨拶が尻切れトンボになってしまうというハプニングがあり、きょうの新番組でどうフォローするのか注目されていたのだが、番組の中盤で、安住が「私、我武者羅應援團のみなさんと玄関で一緒になりましてね」と切り出した。
「少しやっぱり落ち込んでいらっしゃいました。『あさチャン!』のスタッフとも話をしましたが、色々手違いがあって夏目さんの挨拶が短くなったことに対しては、本当に申し訳なかったと言っていましたので、許してあげていただきたい。私たちの謝罪をもって一件落着とさせてください」と、香川とそろって頭を下げた。宇賀神メグ・アナウンサーも「おのおのの熱い思いがぶつかった、ということで...」とフォローしていた。
(キャンディ)