＜その恋に正解ってありますか？（テレビ朝日系）＞ 新しいタイプの恋愛バラエティ特番（2021年9月25日放送）。恋をしたい女性芸能人が5人のハイスペックなメンズを前に、自身の恋愛経験に基づいたオリジナルの恋愛クイズを出題、最も多く正解した人には、女性芸能人との2人きりのプライベートタイムがプレゼントされるというもの。
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みちょぱ（2016年撮影）も見守った
同じ質問の100人アンケートも
どこが新しいのかというと、「あいのり」「テラスハウス」「恋んトス」といったこれまでの恋愛バラエティショーが、素人男女を野に放ち、その行動や言動を観察するのに対し、こちらは女性の極私的クイズに正解することでマッチ度が上がり、女性にとっての正解を当てればOKというゲーム的な要素があり、当事者も見ている側もヒートアップすることなく楽しめる。だから、ちょっとした言動でSNSが炎上する、などということも無さそうだ。
そして、恋愛リアリティショーにはつきものの、MCを兼ねた見守り役も、みちょぱ（池田美優）、3時のヒロイン福田麻貴、マヂカルラブリー村上とこれまでにない組み合わせ。みちょぱはともかく、福田や村上が人様の恋愛をあれこれ言えるのか、という気もしないでもないが......。
最初のゲストは、モデル・タレントの瑛茉ジャスミン。彼女が登場すると、同業者のみちょぱが、「ちゃんと本物のタレントが出てくるんだ～」と発言していたので、それなりの人気モデルなのだろう。
そんな瑛茉が作った恋愛クエスチョンは4問。たとえば、第1問「私に告白する時は何回目のデート？」、A：1回目、B：2回目、C： 3回目、 D 4回目――第2問「私が彼氏にされて一番嫌なのはどれ？」A：おならをする、B：食べる時に音をたてる、C：デートのドタキャン、D：GPSで位置共有......という感じで出題されていく。瑛茉の答えは第1問がA、第2問がDで、元カレにGPSで位置共有しようと言われ、嫌な目にあったことがあると、過去の恋愛のエピソードトークを。
男性たちも、回答に加えて自身の考えを語るなかで、人柄も垣間見え、集団お見合いを見ているような感覚になる。途中、同じ質問を100人の女性に訊いたアンケート結果などもあり、世間の意見がわかるのも興味深い。
気になるのは、2組目のゲストも女性（ダンサー・モデル藤井夏恋）だったこと。2組やるのなら、もう1組は男性1人に女性5人の逆パターンを見たかったような......。
（くろうさぎ）