加藤浩次「僕自身もゴルゴに助けられた部分が」 さいとう・たかをさん追悼

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   劇画「ゴルゴ13」の作者、さいとう・たかをさん(84)が24日(2021年9月)、すい臓がんで亡くなっていたことがわかった。ゴルゴシリーズはこれまで202巻の単行本が刊行され、ギネス世界記録に認定された。岩田絵里奈アナウンサーが30日に伝えた。

  • 「ゴルゴ13」202巻(リイド社サイトより)
    「ゴルゴ13」202巻(リイド社サイトより)
  • 「ゴルゴ13」202巻(リイド社サイトより)

連載はスタッフで継続

   クールなスナイパー「ゴルゴ」を軸に描かれたのは、その時々の世界情勢だった。さいとうさんは「一番わかってほしいのは世界情勢はご近所さんのことで、そこにご興味を(読者に)持ってもらえることはありがたい」と語り、漫画家でなく劇画家と名乗っていた。実際、これで世界を感じ、考えた人たちにとっては娯楽漫画を超えた価値があった。

   さいとうさんは生前、出版社に「自分抜きでも物語はつづけていってほしい」と伝え、連載体制を確立していた。雑誌連載はスタッフで続けるという。

   司会の加藤浩次「事前に連載体制を作っていたのはすばらしい。僕自身もゴルゴに助けられた部分があります」

(あっちゃん)

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