司会の羽鳥慎一が「ランチで上司より高いメニューを頼むかどうかが、ネットで話題になっています」と切り出した話題。そのきっかけとなった投稿は、上司と同僚と3人でランチに出かけた際、同僚に「上司より高いメニューは選んじゃダメ。マナーだよ」と言われたというもの。
新橋でランチ中の人たちに聞くと、「上司の頼んだメニューと同じくらいか、価格の安いものを頼む」「高いものを頼むと生意気っぽく取られるので、ランチは一人で行く」という気にする派と、「食べたくて行くのだから抵抗はない」「風通しが良い職場で、気を遣う上司ではない」と気にしない派に分かれた。アンケートの結果は、ランチで上司より高いメニューを頼むのに抵抗があるのが60%、抵抗がないのは40%だった。結果は男女で差があり、男性の「抵抗あり」は47%、「抵抗なし」が57%に対し、女性は「抵抗あり」が80%、「抵抗なし」が20%だった。
気にする派、気にしない派...
取材の結果、ランチ以外にも「ネクタイやベルトなど身につけるものも上司より高そうな高級ブランドは避ける」(50代男性)、「上司が新しいものを身につけてきたら、褒めて『それ欲しい』と言う」(40代女性)という話もあった。
社会活動家の石山アンジュは「部下の立場から考えたら、その気持ちはわからなくもない。しかし、上司の立場からは部下の悩みや意見を聞きたくてランチに行くわけで、好きなものを食べてほしい。そうすることで職場環境もよくなると思う」とコメント。
アシスタントの斎藤ちはるアナが「私は気にします。同じくらいの値段か安いものを選ぶ。高いものを頼みたいときは、迷っていると言って、許可を得るようにしています」と告白すると、石山アンジュは「ちょっと あざとい!」と指摘。
テレビ朝日の玉川徹は「自分を振り返ってみると、上司とランチした記憶がない。部下が高いものを食べても気にしない。というか、同じ部署の上司とランチまで一緒という発想が僕には理解できない。リモートではなく出社していた時も、1人で社員食堂に行くと、あとからスタッフ部門の人たちが一団でやってくる。1日中一緒なのに昼もかよと、理解できない」とコメント。
羽鳥は「私は昼から焼酎なので1人です。新人時代も気にしたことはない。というのは、私は他人に合わせられるので苦にならない」と告白。
玉川が「合わせられるかどうかで出世する人としない人の違いがあるのかも」とツッコミを入れると、羽鳥は「玉川さんも(緊急事態宣言明けの)明日は出社するんでしょうから、一緒にランチしましょう」と返していた。
(バルバス)