党内選挙で選ばれた自民党・岸田文雄新総裁によって近くスタートする新政権に何を望むか、街の人や専門家に聞いた。30日（2021年9月）の「スッキリ」が紹介した。
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岸田文雄氏
経済対策の具体的内容は？
岸田氏の方は「できるだけ多くの声を聞いていきたい」と強調しているが、街で聞いた中には「岸田さんがだれかもわかっていない。薄い顔の人か。ワクチンの人（河野太郎氏）なら知ってる」という24歳の女性会社員や、「主人と河野さんだといいねと話していた」と語る32歳女性もいた。システムエンジニアの男性（61）は「いまだにワクチンを打てない人もいる。大会社やITに強い人は打てたが、不公平感がある」、医療従事者の女性（36）は「病床数確保が進んでいない」と現場の実状を訴えた。「待機児童がまだいる」「飲食店の救済を」の声もあった。
日本感染症学会の水野泰孝医師は「医療の現場に出向いて意見を聞いてほしい」と、専門家からも現場の実態をつかむ必要を指摘する声があがった。
岸田氏が打ち出す数十兆円の経済対策について、政策アナリストの石川和男さんは「これは二重丸だが、このカネをどこにまくか」と問いかけ、菅政権があまりやってこなかった地域経済対策を求めた。
河野氏よりも安倍・菅政権の継承イメージが強い岸田氏の総裁選出に、野党からは「自民党は変わらない、変われない」「安倍・菅政権とどこが違うのか」「安倍・菅直系政治で、表紙をかえても中身は変わらない」の批判が続出している。
池田美優（みちょぱ、モデル・タレント）「岸田さんが人の話を聞くのが特技というなら、国民の声を一番に聞いてほしいな」
そう、安倍・菅近辺の意向でなく、まずは国民の話を聞いてもらいたいものだ。
（あっちゃん）