制限、どこまで緩和? 「めざまし8」が伝えた都の状況

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   新型コロナウイルス感染の緊急事態宣言とまん延防止等重点措置は、あす30日(2021年9月)で一斉解除される。飲食店の営業やイベントなどは、どこまで制限緩和されるのか。この1カ月間、感染者数は急減しているが、なぜ減っているのははっきりしないなかで一気に緩めるのは危ないと、東京都は「リバウンド防止措置」を決めた。期間は10月24日まで。

  • 規制が緩和されるが…
    規制が緩和されるが…
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都立の学校の学習、部活、就学旅行は?

   飲食は都の感染防止の認証を受けている店は、午後8時までの酒の提供が可能になるが、営業は同9時まで。客も1グループ4人以下だ。飲酒しながらのカラオケ利用はNG。9月29日の「めざまし8」で、情報キャスターの西岡孝洋アナは「スナックなどではカラオケはダメ。カラオケボックスはお酒はダメということです」

   映画館やテーマパークは酒類提供を自粛し、午後9時までの時短営業。デパートやショッピングセンターなど商業施設は同9時までで、デパ地下の食品売り場などは入場整理をすることになっている。

   西岡「イベント関係は、演劇やクラシックコンサートなど大声を出さないものは5000人以下の入場制限、ロックコンサートやスポーツなど大声を出すイベントは収容人数の50%までか1万人までとなっています」。都立学校は対面学習や部活はOKだが、修学旅行は期限後まで延長する。

   感染の専門家はこの冬の「第6波」を予想しているから、恐る恐るの解除というわけで、「もう大丈夫だあ」と野放しになることが怖い。東京・渋谷の道玄坂一丁目町会の本間誠会長は、今後も路上飲みの見回りは続けるという。「路上飲みが習慣として残るのはとても良くないことなので、これからもパトロールします」

   緊急事態宣言やまん延防止措置を続けながら、徐々に制限を緩和していくという手もあったと思うが、ポスト菅義偉の面々から「置き土産は勘弁」という声が出ているのだろうか。解除後の10月半ばの感染者数が、増えていなければいいが。

(カズキ)

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