「パプリカ」Foorin活動終了 「みんな大きくなったね」「ありがとう」

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   「パプリカ」の曲で知られる子供5人組ユニット「Foorin(フーリン)」が、9月27日(2021年)放送の「パプリカ あしたにたねをまこう!LIVE」(NHK Eテレ)出演をもって活動を終了した。

   2018年のオーディションで選ばれた小学生(当時)で結成されたFoorin。その年の12月にはNHKの紅白歌合戦に特別企画枠出演、19年・20年の紅白にも出場した。

  • NHKの「あしたにたねをまこう!」サイトより
    NHKの「あしたにたねをまこう!」サイトより
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つるの剛士「素晴らしい花火だった」

   活動終了について、メンバーは「今まで考えないようにしてたのが急に来ちゃった...」(ちせさん)、「今でも信じられないっていうか、本当に解散しちゃうのかな?って」(りりこさん)と実感が湧かない様子だったが、MCのつるの剛士さんから

「花火見てるみたいな感じだった。花火って儚いよね、一瞬で終わるじゃん。でもみんなそれぞれの色があって、パーンって輝かしい色になって消えるんだけど、心の中にはずっとあの感動覚えてるじゃん。素晴らしい花火だったんじゃないかなと思います」

との言葉を贈られると、5人は「ありがとうございます」と口を揃えた。

   作詞・作曲・プロデュースの米津玄師さんからはビデオメッセージが寄せられた。

   米津さん「小学生から中学生になって、その3年間っていうのはとてつもない時間だと思うんです。楽しいこともあれば苦しいこともそれはそれはたくさんあって、ただこの3年間があったことによって彼らがこれからも健やかに生きていけるだけの糧になれたらいいなと思っていて、それは俺が決めることでも何でもなくて、彼らが自分で選択していくことだと思うんです。ただ俺の理想としては、大人になった後も『あの頃あんなことがあったよな、結構きつかったけどあの頃があったから今の自分があるな』って胸を張って言えるような人間になっていってほしいなと思いますね」

   米津さんの言葉を受けて、メンバーのひゅうがさんは涙ぐみながら

「米津さんは『人とずれてていい、人とずれてるところがいい』ってずっと言ってくださってて、それで3年間ずっとやってきて、時々『本当に大丈夫なのかな?』って思ったりした時もあったんですけど、やっぱこうやってメッセージをくださって、本当にやってきてよかったなって」

と感謝の想いを語っていた。

   番組ラストは、これまでに視聴者から寄せられた「ゆめの絵」約3000枚と一緒に「パプリカ」をパフォーマンスし、有終の美を飾った。

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