「まず、きのう27日(2021年9月)の東京のコロナ新規感染者、154人と減少しました。半年ぶりの100人台です。この数字、どう思ますか」。司会の加藤浩次が28日の「スッキリ」で、いきなり、日本感染症学会指導医の水野泰孝医師に聞いた。
水野「確かに順調に減っていると思います。緊急事態宣言解除の方向に妥当な時期だと思います」
加藤「減少の理由については、どうですか」
水野「いろいろな意見がありますが、いろんな要因が重なっていると思います。感染が急激に増えたので皆さんの意識が変わったのとワクチンの効果もあります」
段階的な緩和に
こうした状況を受けて、政府は19都道府県の緊急事態宣言と8県のまん延防止重点措置を期限の30日で全面的に解除する方針だ。27日、菅首相は「今後も高い警戒感を持ちながら、飲食などについて段階的に緩和を行っていく必要がある」と述べた。
厚生労働省の専門家会議は「いままでかなり我慢していたところから、解放されることによって、行動が活発化すると、リバウンドにつながる懸念がある」として、地域の状況に応じて段階的な緩和を求めている。
生活はどう変わるのか。酒はどうなるのか。
東京都の飲食店への要請について森圭介アナが説明する。「夜9時までの時短営業で、酒類の提供は夜8時まで(都の認証を受けた店)、滞在時間・人数制限など条件はこれから詰めていくということです」
東京・新橋のサラリーマンたちに聞いてみると、「夜の外食、できるんじゃないかなと思う半面、感染の不安もあって楽しみと不安が半々くらい」(30代・会社員)、「一杯くらいは飲みにいけるようになるのかな、小人数で」(40代・会社員)。
酒は飲みたいが、第6波も怖いといったところだろう。
(一ツ石)