「回転寿司チェーンの『かっぱ寿司』に客が殺到、待ち時間988分(約16時間)という店も出て大混雑となりました」と27日(2021年9月)、岩田絵里奈アナが「スッキリ」で伝えた。全国300店舗以上のかっぱ寿司で、26日に限り、「かっぱ寿司史上、前代未聞」の全皿半額キャンペーンを実施したところ、予想以上に客が殺到したのだ。
予約アプリはアクセス殺到でつながらず
神奈川県のある店では、「待ち時間656分」。客の1人は「すごい人がいてびっくり。安いならいいやという感じで、お昼ご飯で食べに行く予定でしたが、結局、入れたのは午後4時半近く」。広島県の店舗では「アプリで順番待ちをしようとしましたが、アクセスが殺到したのか、つながらず、直接店に行くと、開店時には100組ぐらいの列になっていた」。別の店舗では「店員はひっきりなしに客の対応や接客、クレーム処理で、とても忙しそうでした」。
新潟県では「子どもが待ちきれないので、今日は食べていくのをやめます、と話したところ、半額券を渡してくれました」という客もいた。
司会の加藤浩次「ちょっと、読みが甘かったのかな」
森圭介アナによると、半額キャンペーンの狙いは「米、ワサビ、醤油などネタの仕込みを大幅に見直し、多くのひとに味わってもらいたい」ということだった。
一部の店舗では交通渋滞を引き起こしたり、予約が出来なくなったりしたため、お詫びの文書を出した。
加藤「お店もお客さんがこんなに集まるとは思わなかったと思うが、それだけ人気だということだね」
近藤サト(ナレーター・フリ―アナウンサー)「今後、緊急事態宣言がまもなく解除されますよね。似たようなことが、いろんなところで起きてくる可能性があります。これから飲食店の対応を考える問題提起になりましたね」
榊原郁恵(タレント・女優)「こういう時期だからこそ、どうやってお客さんを呼べるかと一生懸命努力した結果なんでしょうけどね」
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「ちょっと、いじわるに言うと、前代未聞でしょ。だったら、前代未聞の混雑を考えなければいけませんよ」
(一ツ石)