アンは詐欺&逃亡を阻止できるか... 下宿人の正体を浮き彫りに

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   <「アンという名の少女2」(NHK総合)第3話 9月26日よる放送>  生後3カ月で両親を熱病で亡くし、孤児院で暮らしていたアンは13歳のとき、カナダ東部にあるプリンスエドワード島のアヴォンリー村で農業を営む年配の兄妹マシューとマリラのカスバート家の養女となった。

   カスバート家の農場で収穫された作物を載せた船が沈没したため、銀行の融資の返済が滞り、一家は農場没収の危機に。そこで、新聞に下宿人募集の広告を出し、2人の男がカスバート家に下宿人として住むことになった。自称・地質学者のナサニエル・ネイトと、社交的なダンロップの2人だ。

  • NHKの「アンという名の少女2」番組サイトより
    NHKの「アンという名の少女2」番組サイトより
  • NHKの「アンという名の少女2」番組サイトより

元新聞記者から話をきくと...

   これで農場を手放さなくて済むと喜んだカスバート家だったが、この2人、とんだ食わせ物だった。

   しばらくたったとき、ネイトがアヴォンリー村の土地から金が検出されたと言い出し、「検査料」の名目で金の採掘事業への投資を募る。

   そんなある日、アンの同級生ダイアナの家族が シャーロットタウンの町へ行くというので、アンも一緒に連れて行ってもらうことに。馬車の中でアンは、金の採掘事業への投資についてダイアナの父親ウィリアムにあれこれ質問し、投資を決意していたウィリアムは機嫌よく答えるが、投資話に不安を覚えるエリザ夫人は不機嫌になってしまう。

   バリー家の親戚ジョセフィン・バリーの邸宅に着いても、バリー夫妻は険悪な様子だ。2人が部屋を出た後、ジョセフィンはアンとダイアナに、13年前に同じプリンスエドワード島の別の町でも金の採掘話で大騒ぎになった町があったと伝えた。

   アンたちは翌日、騒動の一部始終を大きく取り上げた記事を書いた元新聞記者マルコム・フロストに会う。「島の土に含まれる金は微量で、採掘しても採算は取れない」というフロストの話を聞いたアンたちは、この投資話が詐欺だと気づく。

   一方、そのころ村では、マリラが下宿人たちへの不信感を強めており、妹の気持ちを知った兄のマシューは下宿人に出て行ってもらうことを決めた。

   村に戻った後、ウィリアム・バリーがネイトに多額の検査料を手渡すのを見ていたアンは、マリラに真実を告げてネイトたちの逃亡を阻止しようとするが......。(日曜よる11時放送)

(寒山)

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