土屋アンナ、涙声で「考えられない」 3歳熱湯殺害事件と行政対応

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   大阪府摂津市のマンションで母親の交際男性に熱湯をかけられ殺されたとされる3歳の新村桜利斗(おりと)ちゃんは、母親の知人女性に「たっくん嫌、たっくん嫌」と言って助けを求めていたという。「たっくん」とは同居していた交際男性の松原拓海容疑者(23)のことで、24日(2021年9月)の「スッキリ」が取り上げた。母親の知人が市に虐待の危険を通報していたが、大阪府警が殺人の疑いで逮捕するまで市や児童相談所から警察へ連絡された形跡はないという。

   母親と松原は去年10月に出会い系サイトで知り合った。今年、虐待を疑う情報が摂津市に入り始めた。4月には保育所からも「タンコブがある」と知らされたが、市の担当者は家庭訪問で母親に「大丈夫です」と言われ、4回面会しても暴力の相談はなかったため、強い措置はしなかったという。

  • 番組ツイッターより
    番組ツイッターより
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加藤浩次「周りは反応したわけだから」

   市はきのう「非常に重いことと受け止める」とする一方で、「適切に判断してきた」と常識では理解不能な言い訳もした。母親の知人は「蹴ったりは日常茶飯事、死んでしまう」とまで通報したそうだ。これのどこが「適切」なのか、なぜ警察と情報を持ち合おうとはしなかったのか。

   司会の加藤浩次「ほんと、助けられる命だな。周りは反応したわけだから」

   土屋アンナ(タレント、ミュージシャン)「第三者が通報した時点での(市の)判断がちがう。これはもう、考えられない」(最後は涙声)

   阿部祐二リポーター「実状を知る人と市の緊急性判断の温度差を、虐待事件ではいつも感じます」

   役人の形式主義や言い逃れがまかりいつまでも通っていては、児童虐待は防げない。命はもう帰らないが、それでも行政は責任をあいまいにせず、具体的な処分と再発防止策をきちんと示す必要がある。

(あっちゃん)

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