「悪魔はいませんでした」 地元の言い伝えと探検を「あさチャン!」が紹介

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   「悪魔はいませんでした」ときょう24日(2021年9月)の「あさチャン!」で藤森祥平アナウンサーが真面目な顔で切り出したのは、中東イエメンの話題だ。隣国オマーンの探検隊が「地獄の井戸」と呼ばれる直径約30メートル、深さ112メートルの穴の底に、人類で初めて到達した。この穴の底には悪魔がひそんでいると地元住民に恐れられているのだが、悪魔の痕跡は見つからなかったという。

  • 外務省サイト(国・地域)より
    外務省サイト(国・地域)より
  • 外務省サイト(国・地域)より

イエメンの「地獄の井戸」にオマーン探検隊が挑戦

   「地獄の井戸」はイエメンのアルマハラ県の砂漠の真ん中にぽっかりと口を開けている。穴の中には悪魔が棲んでいると古くから言い伝えられており、地元住民は近づくどころか話題にさえもしないそうだ。

   そんな穴に、怖いもの知らずのオマーンの探検隊が挑戦。穴の直径に渡したロープに命綱をひっかけて、そろりそろりと降りていった。探検隊が底に立つと、穴の壁面から細かいシャワーのような水が降り注ぎ、地面には水滴が滴ることによってできる「洞窟真珠」と呼ばれる小さな球状の物体や動物の死骸が見つかったが、悪魔の痕跡は見つからなかった。映像を見る限りでは、穴の底は案外明るく、緑色の植物も存在していた。

   藤森アナ「調査した探検隊は『イエメンの歴史の一部が明らかになると感じた』と話していたということです」

(キャンディ)

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