大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手はホームラン王になれるか。22日(2021年9月)の対アストロス戦は「3番DH」でスタメン出場し、第1打席はストレートの四球だった。大谷が1打差で追っているゲレロ(ブルージェイズ)は不発、ペレス(ロイヤルズ)も降雨で試合中止となり46本のままだ。
谷原章介「ホームラン王の確率は100%だと思ってます」
試合開始前の「めざまし8」は、情報キャスターの倉田大誠アナがMLBジャーナリスト・AKI猪瀬さんの分析を紹介した。「猪瀬さんはホームラン王となる確率は50%で、カギは次の3つだと見てます。一つ目は消化試合です。エンジェルスは残り11試合のうち6試合がマリナーズ戦で、マリナーズはもうア・リーグの優勝争いとは関係なくなっていますが、ピッチャーは来シーズンの契約金のことがあるので、勝つ必要のない消化試合では自分をアピールしようとするそうです。大谷から逃げたとなると印象が悪くなりますから、真っ向勝負を挑んでくる。敬遠がなくなるので、大谷にしてみれば、ホームランのチャンスが増えます」
あとの2つのカギは、「打者に専念する」「まず2本打ってライバルを抜く」だ。大谷ファンの尾木直樹(教育評論家)は「全然、大丈夫ですよ」と確信しているようだ。「バッティングがセンターの方向に飛ぶようになってきましたから、これは絶好調のときと一致してます。マドン監督をはじめとしてエンゼルスは総力を挙げて応援してますしね。そもそも、追いかける方が気持ちが楽ですから、大丈夫よ」
司会の谷原章介も「ぼくもホームラン王の確率は100%だと思ってます」
大谷はきょうの第2打席も四球で、球場はブーイングに包まれた。すかさず2塁に盗塁し、いったんはセーフになったが、勢い余って塁から離れアウトに。無理に走ったりせず、ホームランと2ケタ勝利を目指してほしいんだけどなあ。
(カズキ)