野菜が高騰している。きょう23日(2021年9月)の「スッキリ」が取り上げた東京練馬区のスーパーでは、以前は1個100円前後だったブロッコリーが、税抜き238円で売られ、しかも小ぶり。ハクサイは4分の1カットが198円、以前は5本98円のキュウリが4本250円だった。野菜は総じて平年より30%高という。「一番上がったのは?」と大竹真リポーターが聞いても、社長は「いっぱいありすぎて」と絞れなかった。
10月まで影響を引きずる可能性が
高騰の原因は、「北海道が7月に干ばつで、収量が減った」(流通専門家)、「8月中旬から9月上旬にかけて、長野県から西が長雨。平年の2倍から5倍降ったところも広い範囲であった」(気象予報士)という。
どう対処するのか、街で聞くと「前は作る料理を決めてきたが、今は安い野菜をまず買ってから」「値が変わらないモヤシや豆苗で」「冷凍野菜を使う」「キャベツの皮をあまりむかずに、使えるところは使う」などの答えが返ってきた。
坂口孝則(経営コンサルタント)「規格外野菜を買うとかもあっていい。10月まで影響を引きずる可能性がありますから、いろんな選択肢があるといい」
流通専門家によると、キュウリやナス、ホウレンソウは今月下旬から戻り始め、ニンジンやハクサイは11月ごろから、ジャガイモは12月からだそうだ。
(あっちゃん)