「日本人はテレワークが苦手だという調査結果が出ました」と司会の羽鳥慎一が切り出した。21日(2021年9月)の放送。
ソフトウェア会社「アドビ」が、ドイツやアメリカなど7カ国に住む人を対象に「テレワークの方が仕事がはかどるか」と聞いたところ、日本以外の国では軒並み7割近くの人が「YES」と答えたのに対し、日本人では「YES」が42.8%にとどまった。つまり、日本は唯一「会社の方が仕事がはかどる」という結果だったということだ。
玉川徹と羽鳥慎一の見解に相違が...
日本でテレワークがはかどらない理由を聞いてみると、「上司に相談できず、その場で決断できない」(20代男性)、「上司の状況が分からず、電話しづらい」(20代男性)など、1人で決めることができないという悩みを持つ人が多かった。
また、「自分の部屋がなく仕事がしづらい」(30代男性)、「今までは通勤中にオンとオフを切り替えていた」(20代男性)など、仕事とプライベートが切り替えられないという悩みもあった。
「会社よりテレワーク」が76.3%だったニュージーランドは「テレワーク先進国」。現地ジャーナリストのクローディア真理さんによると、ニュージーランドでは大半の家にマイオフィスがあり、テレワークに必要な設備は企業側が積極的に支給をしているという。
菊間千乃(弁護士)「私も今は週に1~2回しかオフィス行かないで家で仕事をしています。やはり1番大きいのは家の環境だと思います。自分の仕事部屋を持っている日本人は少ないと思いますので、お子さんがいたりとか横で家事していたりとかすると集中できないのかな」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「コロナ禍の前は、多くの日本の企業では『出社すること自体が仕事』というのがあって、それがまだ残っているのでは。でも変わると思います。だって、家にいる方がいいに決まっているもん。用意や通勤で2時間くらい無駄にしている感じはありますし。僕は、リモート出演に慣れましたが、これやっぱりいいんですよ」
羽鳥「玉川さんはいいかも知れませんが、こっちまぁまぁ大変ですよ」
(ピノコ)