パンは体に悪いの?消化が悪く、フワフワなほどグルテン増え、血糖値上昇......
ビートたけしがテレビ局を出て乗り込んだ車に、暴漢がフロントガラスや窓ガラスをつるはしで壊した事件は、男が暴力団員だとか、弟子入りを断わられて怒り狂ったなど、真相はよく分からない。週刊ポストの連載で事件に触れるかと思ったが、捜査中で喋れないそうだ。最近のたけしには、新しい嫁さんがらみで胡散くさい話が多い。あんたが恨まれていることは間違いないようだから、気を付けたほうがいい。
さて、私はパンが大好きだ。1日3食パンでもいい。レストランへ行くと、料理はそっちのけで3、4人前のパンを食べる(安くて腹が膨れるからだが)。この年になってグルテンフリーなんぞクソくらえだが、働き盛りはそうはいくまい。ポストによれば、とくに朝のパンが体に悪いそうだ。パンは消化が悪く、米よりも悪影響があるというのである。
グルテンは小麦粉に水を加えてこねたとき、小麦粉に含まれる2つのタンパク質が絡み合ってできるそうだ。始末が悪いのは、こねればこねるほどもちもちふわふわになるが、グルテンも増える。
さらに、朝パンを食べると血糖値が150~200ぐらいまで上がるそうだ。その血糖値を下げるためにインスリンが分泌されるが、これで眠気が生じ、その後、血糖値が下がったという情報が脳に伝達されると、脳はもう一度血糖値を上げるために「食べろ」という指令を出すという。二重に困った奴だ。
したがって、少し空腹ぐらいのほうが集中力が切れず、クリエイティブな仕事ができるそうである。そうか、私の原稿がダメなのは、パンを食べすぎるからなのかもしれない。グルテンフリーを実践すれば、胃の調子は整えられスリムになること間違いないそうだ。 私はやらないがね。今晩はバゲットと生ハムとワインを買って帰ろう。(文中敬称略)