東京オリ・パラ打ち上げの夜のご乱行!借り上げホテルにデリヘル嬢呼んで酒盛り
もうずいぶん昔のことだった気がする。東京五輪開会式の作曲を依頼された小山田圭吾(52)が、子どもの頃にやった障がいをもつ同級生へのイジメが発覚して、開会式直前に辞任したことがあった。その小山田が、週刊文春のインタビューに答えている。辞任後は、家族への誹謗中傷や殺害予告まであり、家にも帰れず、7キロほど痩せたという。
四半世紀以上前の2つの雑誌に小山田が語ったことだが、もし事実だったとしたら、人間として軽蔑されても仕方ない。小山田が文春に出たのも、「実際に僕が行ったものではないものも多い」ため、その真相を説明するためだという。では事実はどうだったのか。
<「ロッカーに同級生を閉じ込めて蹴とばしたこと、それと小学生の頃、知的障がいをもった同級生に対して、段ボールの中に入れて、黒板消しの粉を振りかけてしまったことがあったのは事実です」>
読者はどう読むだろう。私は障害を持った人間に対して、十分に残酷なイジメだと思う。
やはり文春が、組織委関係者らが借り上げていた選手村近くにある「ホテル マリナーズコート東京」で、五輪開催中もスタッフに夜な夜なコンビニへ酒を買いに行かせ、集って飲んでいたと報じている。とくに、パラリンピックが閉会式を迎えた9月5日の午後10時半過ぎには、缶酎ハイなどを並べ、20人ほどが打ち上げをしていたという。
そこには電通から組織委に出向している高原正訓と、世田谷区から出向している勅使河原晃ら広報局幹部がいたそうだ。ホテルでの打ち上げは午前0時過ぎまで続き、高原や勅使河原たちは銀座のカラオケ店「パセラ」へ繰り出し、総勢9人で朝まで騒いでいたという。
大会関係者によれば、「高原さんら数名が飲み会の翌朝、パラリンピックの会見に平然と出ていた」そうだ。彼らには感染リスクなどお構いなしなのだろうか。ホテルを撤収する前日の9月9日には、デリバリーヘルスの女性もホテルに呼びこまれていたと文春は報じている。ラブホのようにも使っていたようだ。
私は、東京五輪はほとんど観なかったが、パラリンピックは開会式、閉会式をふくめて、多くの競技をテレビ観戦して、スリルと興奮と感動をもらった。超エリート障がい者たちの活躍を観ながら、寝たきりで動けない多くの障がい者のことを考えていた。たしかに全体としては薄汚れた東京五輪だったが、パラリンピックはやってよかったと、私は思っている。