玉川徹「PAC3がいくらあっても迎撃漏れがでてしまう」
スポーツキャスターの長嶋一茂は「北朝鮮の経済逼迫は冬にかけてさらに進む。日本では総裁選に注目が集まる中、北朝鮮にも注目しろというアピールなのかも」とコメント。
バイオリニストの廣津留すみれは「北朝鮮のミサイル発射のニュースが入ってくると、"またか"と慣れてしまっている部分があるが、これは射程距離も広く新たな脅威になる」と話した。
テレビ朝日コメンテーターの玉川徹は「なぜ貨物列車かというと偽装だからです。これまではトンネルの中に隠して打つ時に外に出していた。貨物列車から発射されると、見た目ではどれがミサイルを搭載している列車かわからなくなる。先制攻撃ができない日本は、この情報をどうやって察知するのか。衛星などで監視できて兆候を捉えたとして、攻撃したがミサイル列車ではなかったとなると、これは戦争を仕掛けたことになり、大手を振って核を使われることにもつながりかねない」
長嶋一茂が続けて「PAC3は日本に28基あるそうですが、射程距離は数十キロしかなく、全国に散らばっている。射程内にすべてを集められないので、万が一攻撃されたらふせげないですよ」と指摘すると、司会の羽鳥慎一は「黒井さんによると、迎撃はできるが範囲が狭いので守れないそうです」とコメント。
玉川が「同時にミサイルを撃つ"飽和攻撃"をされたら、PAC3がいくらあっても迎撃漏れがでてしまう」と言うと、羽鳥は「発見するのも、対策も困難になったということです。大きな問題です」とまとめた。
(バルバス)