プロ野球読売ジャイアンツに42年ぶりに新人の「ウグイス嬢」が誕生した話題を、きょう15日(2021年9月)の「あさチャン!」が取り上げた。
スタメン紹介や試合進行の場内アナウンスを担当するウグイス嬢といえば、ジャイアンツでは、1978年の王貞治選手の800号ホームランもアナウンスしたベテランの山中美和子さんが有名だが、今年、42年ぶりに行われた新人ウグイス嬢の一般募集には794人の応募があり、約250倍の競争を勝ち抜いて3人が採用された。
「いや、今のは大丈夫でしょ。厳しいですね」
このうちの1人、山本菜月さんは、学生時代は東京ドームのビールの売り子のアルバイトもしていたというジャイアンツファン。番組では、今年8月14日、山本さんが東京ドームでのウグイス嬢デビューを果たした対中日戦の試合に密着した。
「思っていたほど緊張はしていない。ワクワク楽しい気持ちでいっぱい」と試合前に話していた山本さんだったが、スタメン発表では「3番、センター、丸」と呼ぶところを「まりゅ」と若干噛んでしまった。
このときの映像には「まりゅ?」とテロップが入り、「さすがに初めての一軍の試合です」とナレーションが流れたのだが、MCの夏目三久は「いや、今のは大丈夫でしょ。厳しいですね」と鋭く一言。日比麻音子アナウンサーも「OKだと思います」と応じていた。試合は、その丸選手が1回に先制ホームランを放ち、ジャイアンツが6対1で勝った。
日比「山本さんは、いい場内アナウンスとは、選手たちの動きや観客の拍手などに調和して、いい意味で目立つことなく試合の一部になることだと話していました。アナウンサーとして、大変勉強になりました」
夏目「何よりも巨人のファンだという気持ちが一番大事なんですね」
(キャンディ)