KDDI「povo基本料金0円」 メリットと注意点を「めざまし8」が検証

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   KDDIは9月(2021年)下旬から低価格スマホ料金ブランド「povo」で、基本料金0円という驚きのプランをスタートする。昨日9月13日の新サービス発表会で、KDDI Digital Lifeの秋山敏郎社長は「これまで20Gのベースプランで2728円かかっていたが、思い切ってゼロ円のベースプランといたします」と発表した。基本ゼロ円とはどういうものか。14日の「めざまし8」はその料金の仕組みに迫った。

  • 番組ツイッターより
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使用状況の把握が必要

   スマホ料金は、基本料金+通話+データ+オプションで構成されているが、povoの新プランは基本料金の部分をゼロにするもの。ユーザは必要に応じて通話は「5分以内かけ放題」「かけ放題」、データは「1GB/7日間」「3GB/30日間」「20GB/30日間」「60GB/90日間」「150GB/180日間」「24時間使い放題」、コンテンツは「DAZN」「smash.」などをトッピングしていく。

   新たな料金制度が生まれる背景には、昨年9月2日、当時官房長官だった菅義偉首相が打ち出した携帯料金引き下げの政策。これに合わせてdocomoがahamo、KDDIがpovo、SoftBankがLINEMOと次々と格安プランを打ち出してきた。これらのプランは基本は20Gでの勝負をしているが、MM総研調査によると、20Gを超えて使う人は全体の1割程度。約7割の人はデータ使用量が1?5Gとなっている。KDDIの新プランはこのあたりから出てきたのではないかという。

   もっとも、今回のプランは若干上級者向けのプラン。契約を変更せずにデータ容量を簡単に追加できる反面、購入するトッピングはその都度自分で選ばなければいけないので、使用状況をしっかり把握しておく必要がある。

スタジオ陣の反応は...

   スタジオのコメンテーターたちは利用状況を把握しているのか。MC谷原章介の「自分が何ギガでどう使うか把握していないと難しいですが、武井さんどうしてますか?」という質問に、武井壮(元陸上競技選手)は「僕は最強のプランにしてます。何があっても大丈夫な最大やつでお願いします、としてます。300ギガくらい使ってましたけど」と自信満々に答える。しかし「月に?いままでの累積?」と聞かれると「何すかね?」とはっきりしない。後ほど実際の使用量を確認すると、ここまでの9月の使用量は18ギガだった。

   「私も最強で、ちょっと大きいやつ使ってるんです」という三浦瑠麗(国際政治学者)も、通信量を問われると「通信量かあ」と把握していない模様。矢沢心(タレント)は「これを機会に普段どれくらい使っているか見直して、それに合うものを選ぶのも一つ」

   谷原章介が「今のでわかりましたが、僕らギガ、ふわっとしてます」とまとめようとしたが、西岡孝洋アナは「僕はギガはしっかりしようという我が家の方針があるのでカチッとしてます。今月はwi-fi多かったので2.8ギガ。5ギガでいいんじゃないかなという気がしました」

   ギガがカチッとしている西岡アナは、新プランの注意点についても解説。povoでは家族割などが使えず、使用状況をきちんと把握がすること必要になるため、従来より料金が高くなる場合もあるという。

   気になる他キャリアの動向だが、ドコモは「現時点で決まっているものはない」、ソフトバンクは「需要に考慮しながら検討していく」としている。

(みっちゃん)

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