9月13日（2021年）8時25分、NHK Eテレの新番組「ワルイコあつまれ」がスタートした。
「子どもも大人も楽しめる新しい教育バラエティー」として、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんが出演する番組だが、事前の告知なくスタートしたことで、ネット掲示板などは「え？新番組？」「なんだこれ」と大騒ぎとなった。
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NHK Eテレの新番組「ワルイコあつまれ」（NHK_PRサイトより）
「慎吾ママの部屋」
番組は30分間で、最初は「徹子の部屋」ならぬ「慎吾ママの部屋」というコーナーからスタート。香取さんが「サタ☆スマ」（フジテレビ系、1998～2002年放送）で扮したキャラクター「慎吾ママ」が、草なぎさんが大河ドラマ「青天を衝け」で演じる徳川慶喜にインタビューするというものだった。2人がなかなか噛み合わない会話を続けるなど攻めた内容ながら、慶喜のプロフィールや趣味について、当時の外交エピソードなど、さまざまな知識も学べる教育番組らしさもあった。
その他、稲垣さんが故・勝新太郎さんを昔話の読み聞かせ風に紹介した「げいのうかいむかしばなし」、香取さんと子どもたちが音楽に合わせて踊る「おとなのダンス音楽」、2021年に重要無形文化財保持者（人間国宝）に認定予定（答申済）の人形浄瑠璃の人形遣い・桐竹勘十郎さんに、香取さんや子どもたちが「エゴサーチはするか」「ロボットに代わってほしいと思ったことはあるか」など「人間らしさ」がうかがえる質問をぶつけた「国宝だって人間だ！」というコーナーが放送された。