東京湾のきのう7日(2021年9月)上空からの映像がながれた。「エメラルドグリーンで、まるで南国の海ですが、実は青潮という現象です」と岩田絵里奈アナウンサー。影響が心配されている。
千葉・幕張の浜辺に立った大竹真リポーターは「奥の方まで見渡すと、全体に水色ぽい」と伝えた。地元の人も「普段の色と違う」「すごいきれいで、ハワイみたい」と話した。
加藤浩次「魚や漁への影響が心配」
この青潮が東京湾各地、広い範囲に広がっている。大量のプランクトンが分解することで酸素不足となった海底の水が海面に上昇して起きる。水域監視調査に詳しい蓮沼啓一さんは「基本的に9月ぐらいに起きる。夏のあたたかい水が、9月の北東風にかき回されて上がり、一見きれいに見えます」と話す。
しかし、酸素不足で海面に浮上する魚やそれを狙う鳥が随所で見られ、分解されたプランクトンから硫化水素の腐臭もする。
司会の加藤浩次「魚や漁への影響が心配です」
蓮沼さんによると「今回のような広範囲なものは1週間から10日続くのでは。具体的な対策はなく、風が収まるのを待つしかない」という。
(あっちゃん)