中国の「京都を再現」施設、1週間で休業 「日本文化を礼賛するな」とバッシング

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   韓国人気アイドルグループBTS。中国でも若い世代を中心に高い人気を誇っているが、中国SNS大手のウェイボは4日(2021年9月)、BTS・ジミンさんのファングループアカウントを60日間停止すると発表した。中国メディアによるとこのファンクラブはジミンさんの誕生祝いとしてネット上で資金を募り、広告を出すイベントを行ったことが規定に違反したと報じている。7日の「めざまし8」が取り上げた。

  • 中国で起きている事態とは
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「めざまし8」が背景を取材

   そんな中、中国・大連にある京都を再現した施設が休業に追い込まれたというニュースも流れてきた。瓦ぶきの日本家屋に提灯、美しい日本庭園。建築素材を日本から取り寄せて造られた「盛唐・小京都」だが、8月25日の街開きからわずか1週間の9月1日から営業を停止している。エリア内には商業施設や別荘などもあり、投資総額は1000億円。オープン直後は多くの人が詰めかけ、大人気となっていたのだが、突然の休業の背景は何か。中国情勢に詳しい福島香織氏によると「SNSで施設に対し『日本文化を礼賛するな』『文化の侵略』などバッシングされたことが大きい」と語る。

   もっとも、実際に「小京都」を訪れた市民からは「全部ボイコットする必要はない。学べるものは学ぶべき。批判は過激すぎる」という声も出ている。

   中国で問題視された施設は「小京都」だけではない。中国広東省で20年9月にオープンした新宿歌舞伎町を再現した「一番街」だが、1カ月後には街の各所にある「一番」の文字がスプレーなどで塗りつぶされていた。

   なぜ中国でこうした事態が起きているのか。

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