「菅独裁への怒り」と4つの想定外 「党史上最悪の辞任劇」指摘も

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橋下徹「これが民主政治」

   なぜ菅総理は小泉環境相に相談したのか。鈴木哲夫さんは「菅総理には本当の側近はおらず、広報官的な役割の人がいない。私は『チーム神奈川』といいますが、同じ神奈川が地元の小泉進次郎環境相、河野太郎行革相が近い位置で、今回は進次郎さんがその役目に入った」と語る。

   自民党内からは「自民党史上最悪の辞任劇です」「自民党がぐちゃぐちゃだと醜態をさらした」と不満の声も出ているという。

   橋下徹(弁護士)「これが民主政治。民意が離れると人が集まらない。今の菅さんに誰もついてこない」

   倉田大誠・情報キャスター「五輪で政権浮揚、解散総選挙勝利、無投票再選という思い描いていたシナリオが、コロナ対策の後手批判、五輪の浮揚効果不発で全く違う形になった。横浜市長選敗北、役員人事の失敗、内閣支持率低下、党員の不安拡大という4つの想定外があった」

   山田惠資(時事通信社解説委員)「始まりは都議会議員選挙。政権へのコロナ対応に6月頃から不満が広がっていた。五輪そのものに対する評価は上がったが、内閣支持率が連動しなかった」

   鹿嶋豪心(フジテレビ政治部)「総裁選前に人事をやろうとした。菅さんを応援していた安倍元首相が、9月の人事に違和感を感じていた」

   金子恵美(元衆院議員)「幹事長が決まらなかったのが痛かった。菅独裁への怒りが党内で広がっていた。次の選挙への不安が大きかった。菅さんが辞める姿勢を見せないことで、小泉さんが中堅若手の声を代表して進言した」

(みっちゃん)

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