視聴率低迷で自信なくす莉子 しかし、朝岡覚は「この試練はチャンス」 【おかえりモネ 第17週の見どころ】

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   2016年のクリスマスイブ。登米の森林組合に永浦百音(清原果耶)と菅波光太朗(坂口健太郎)がカップルとして姿を現した。ついに気持ちが通じ合った2人を見て、新田サヤカ(夏木マリ)や佐々木翔洋(浜野謙太)ら組合の仲間たちは大いに喜んだ。

   仲睦まじい2人だが、年が明けて春が来れば離れ離れになることも決まっていた。菅波は登米に移住して地域医療に専念することを決意。東京に住む百音とは遠距離恋愛になるのだ。

   同じころ、「あさキラッ」では視聴率低迷という心配事が起きていた。特に、神野マリアンナ莉子(今田美桜)のメインコーナーから視聴者が離れている。ネットの反響も見て悩む莉子。「自分は降ろされるのではないか」と不安に感じていた。

  • NHKの「おかえりモネ」番組サイトより
    NHKの「おかえりモネ」番組サイトより
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「自分には何もない」

   そんなある日、百音の会社「ウェザーエキスパーツ」で新規事業審査会が行われた。社長の前で自分たちのアイディアをプレゼンする野坂碧(森田望智)や内田衛(清水尋也)を見て、莉子は「自分には説得力がない」ということを痛感する。

   百音は、自信を失っている莉子をどうすれば立ち直させられるのかと悩み、モヤモヤとした日々を送っていた。菅波との関係は順調だが、なかなか会えないことで寂しい気持ちになることも多い。

   そんな中、「あさキラッ」では新しい体制作りが進んでいた。内田をキャスターに起用し、番組は莉子と内田の2人体制になることになる。追い詰められる莉子に、朝岡覚(西島秀俊)は「この試練は神野さんにとってもチャンスだ」と声をかける。

   同じころ、百音は、大家の井上菜津(マイコ)から、謎の人物・宇田川の過去を打ち明けられていた。菜津は、就職がうまく行かず外に出られなくなってしまった幼なじみの宇田川をそっと見つめ続けてきたのだ。

   内田に人気が出て、ますます落ち込んでしまった莉子は、「汐見湯」で百音に悩みを打ち明ける。「自分には何もない」と、ハッピーに生きてきた自分を落としめるようなことを話した。

   話を陰で聞いていた菜津は、その話に割って入り、自分の意見を言う。菜津の話を聞いた莉子の気持ちに変化が起きる。(NHK総合あさ8時放送)

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