工藤会トップに死刑判決!勇気ある足立勉裁判官のあっぱれな覚悟「こんな汚れ役を引き受けるのは自分しかいない」
最後に、福岡県の超過激な暴力団・工藤会のトップに、死刑判決を出した勇気ある東京高裁の足立勉(56)裁判官の話。足立は2017年に福岡地裁判事として着任し、彼が有罪判決を下した工藤会組員は20人以上いるという。今年4月に東京高裁に栄転したが、「こんな汚れ役を引き受ける裁判官は自分しかいない」と福岡地裁に乗り込み、自ら判決を下したというのだ。
週刊文春によれば、功名心や気負ったりするタイプではなく、裁判所の広報誌に「社会のルールを示していく、というひとつの使命感をもって臨んでいます」と書いているという。だが、工藤会が足立を狙うことも考えられるため、自宅前の路上にはバンが停まり、若手警察官が警備しているそうだ。(文中敬称略)