NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」9月3日(2021年)放送回の内容を受けて、坂口健太郎さん演じる医師・菅波光太朗の話題がお茶の間を席巻している。(ネタバレあり)
妹・未知(蒔田彩珠さん)が気仙沼から東京の姉・永浦百音(清原果耶さん)が下宿している銭湯を訪れ、菅波に会いたいと請われた百音は菅波を誘っていた。しかし百音の元を幼馴染の及川亮(永瀬廉さん)も訪ねていて、約束の日に菅波は未知と亮に遭遇。翌日も菅波は銭湯を訪れたが、百音は亮を連れ戻すため不在だった。そこで未知が菅波に、
「姉はいません。出かけました。昨日会いましたよね?ここで。地元の、島の。姉はあの人のところへ行きました。わかりませんでした?何か空気感じませんでした?あの2人は昔から通じ合ってる...」
と言ってしまう。
「嫉妬とかそういうレベルの話じゃなくて...」
百音は亮から告白を受けたが、「これで救われる?」と一線を引く返事をした。その場面を聞いてしまった未知から、「お姉ちゃんは、正しいけど冷たいよ」と言われてしまう。
翌日、菅波が「あなたに会いに来たんです」と、再び百音の元を訪れた。
「これでも、動揺してるんですよ。昨日から」
「妹さんに会って、幼馴染の、あの彼に会って、あ、誤解しないでください。嫉妬とかそういうレベルの話じゃなくて、えっと...あの...いや、違うな、あのー...前に話してくれましたよね。あなたが妹さんに言われたこと(編注:お姉ちゃん、津波見てないもんね)。あなたがずっと抱えてきたことを、僕が正確に理解して受け止められるとは思わない。ただ、登米に行って、あなたに会って、僕は自分が少し、変わったと思っています。今なら少しは受け止められる。いや、受け止めたい。だから何かあれば多少は頼りにしてください」
と伝えた後、東京の大学病院を離れ、登米の診療所に専念しようと考えていることを百音に明かす。
菅波関連ワードが大量トレンド入り
百音は菅波の手をそっとつかみ、
「違う。違う、あの、先生がどこで仕事してても、それはいいです。どこへ行っても応援します。でも...」
と言いかける。言葉に詰まったところで、菅波が「どうしたの?」と続きを促す。
「私も言われたんです。『私は正しいけど冷たい』って。彼(亮)は何でもいいから、今だけでいいから、助けてくれって私にすがったんだと思います。でも、応えることができなくて...なのに、私は先生が目の前からいなくなっちゃうの、やだって思ってるんです。すいません...」
そう言って手を離そうとした百音の腕を菅波が引っ張り、百音を抱きしめて
「あなたの痛みは僕にはわかりません。でも、わかりたいと思っています」
と想いを告げた――という内容だった。
もどかしい関係が続いていた菅波と百音が一気に進展したことで、ツイッターなどは
「おめでとう 『あなたの痛みを分かりたい』朝ドラ史上、最高の純愛をありがとう」
「菅波先生さいこうや。敬語がとれた瞬間。最後の言葉。もう、めっちゃ好き」
「ほんと菅波先生ってさここぞって時に半端ないほどの抱擁力とさりげない男らしさを出してくるよね。流石俺たちの菅波よ」
といった書き込みで大盛り上がり。「菅波先生」をはじめ、「#俺たちの菅波」「あなたの痛み」「坂口健太郎」など、菅波関連のワードが多数トレンド入りした。
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