オンライン授業「出席扱い」認めず 文科省の「石頭」に保護者不安

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「オンライン授業で新たな問題が生じてきているようです」ときょう2日(2021年9月)の「あさチャン!」でMCの夏目三久が伝えたのは、けさの朝日新聞の記事だ。新型コロナへの感染不安を理由に在宅でのオンライン授業を希望する子どもを「出席扱い」にするか、「出席停止扱い」にするか、自治体によって判断が分かれているのだという。

   感染不安から自宅でのオンライン授業を選択する子どもについては、通常登校と同じ「出席扱い」か、忌引きなどと同じ「出席停止扱い」かの2つがあるのだが、その判断は自治体によって異なっている。

  • 「出席」めぐり自治体間で差
    「出席」めぐり自治体間で差
  • 「出席」めぐり自治体間で差

夏目三久「自治体によって扱いが分かれて...」

   文部科学省はオンライン授業を正規の授業とはみなさず、「出席停止扱い」とする通知を出しており、多くの自治体がこれにならっている。一方で、独自に「出席扱い」としている自治体もある。番組では具体的な自治体名に触れなかったが、朝日新聞の記事によると、福岡市や北九州市がこのような措置をとっているそうだ。

   「出席停止扱い」となった場合、受験の際に不利にならないかと保護者からは不安の声があがっている。

   夏目「文科省の判断があるものの、自治体によって扱いが分かれてしまっているんですね」

   「フォーサイト」元編集長の堤伸輔「私は出席扱いにしている自治体の判断の方が正しいと思います。文科省の判断はあまりにも石頭。コロナの感染状況はデルタ株によって変わってきているのに、昨年6月に出した通知を変えていません。(出席停止扱いにしていながら、)一方では分散登校を推奨してオンライン授業をさせている。やっていることがバラバラです」

(キャンディ)

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