「値上げラッシュが始まりました」と司会の永島優美アナが伝える。クイーンズ伊勢丹白金高輪店の助川元洋店次長は「野菜の高騰が続いていますね。他にも原材料の値上がりで、麺類、サラダ用スパゲティーなどが約2~9%値上げされています。コーヒーも干ばつで値上がりすると聞いています」と話す。
スーパー「アキダイ」の秋葉弘道社長も、「平年だったら98円程度の小さなレタスが200円近いですからね」と嘆く。レタスは2倍、キュウリは1.5倍に上がっている。
「めざまし8」でエコノミストが解説
尾木直樹(教育評論家)「とくに葉物が上がってますよね。小松菜なんかも束が小さいですよ。キャベツもカットしてあるし、大根も3分の1サイズが増えてます。私はレーズンパンが好きなんですけど、1枚が薄くなってるんだよねえ」
なぜ値上がりラッシュが起きているのか。第一生命経済研究所首席エコノミストの永濱利廣さんはこう解説した。「原油や穀物の値上がり、欧州の熱波など世界的な天候不順が原因です。小麦、コーヒー、大豆、砂糖の相場が上昇してるんです。ただ、これはまだ序章で、10月からはさらに値上がりが大きくなります」
フジパンや山崎製パンは和菓子、雪印メグミルクはマーガリン、日清オイリオなどは家庭用油などの値上げを決めていて、電気・ガス代も上がる。永濱エコノミストによると、こうした値上がりで家計は年間2万7000円の負担増になるという。
永島「これから、パン、麺、菓子、豆腐、調味料、肉、乳製品なども上がります」
(カズキ)