自転車気分で電動キックボード その罪と罰

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玉川徹が指摘した「周知が重要」な点

   斎藤ちはるアナの説明によると、電動キックボードで公道を走るには、ヘルメットを着用し原付免許が必要。ほかにも、バックミラー、方向指示器、前照灯と番号灯などの装備が必要。また、ナンバープレート取得、自賠責保険への加入、軽自動車税の納税の手続きも必要だという。送検された女性は、無免許で必要な装備もなく、保険も未加入だった。

   社会活動家の石山アンジュは「この数カ月のうちに渋谷の街では電動キックボードの姿が増えている印象がある。電動キックボードの利用にはシェアサービス利用と個人利用の2通りがあり、サービス利用者はルール講習を受けているが、個人利用者にはそれがない。ナンバープレート届け出時にルール講習をするなど、安全利用を強化する必要がある」と指摘。

   テレビ朝日コメンテーターの玉川徹は「電動キックボードは見た目、運転が簡単そうで、自転車同様と思うかもしれないが、原付バイクと同じ。歩道を走行したり逆走したりすれば取り締まりに会うのは当然。1日取材しただけでこれだけの違反者が見つかるということは、パトカーが街を走っても検挙できる。事故を起こして危険運転傷害となれば刑務所に入ることになると周知されることが重要になる」とコメントした。

(バルバス)

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