自転車気分で電動キックボード その罪と罰

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   司会の羽鳥慎一が紹介したのは「最近、街中で電動キックボードに乗る人をよく見かけますが、信号無視、逆走、歩道内の走行など交通ルールを無視する人が多くいます。こうした中、8月26日(2021年)には電動キックボードの事故で23歳の女性が危険運転傷害の容疑で書類送検されています」という話題。

  • 番組ツイッターより
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「モーニングショー」が伝えた渋谷の様子

   きのう9月1日の渋谷にも電動キックボードに乗車する若者はたくさんいた。電動キックボードは道路交通法では原付バイクと同じ扱いで、運転には免許が必要で、左車線を走行するのがルールとなっている。しかし実際には、歩道を走行したり、右車線を走行したり、信号を無視するなど、交通ルールを無視する利用者が多くみられた。番組では8月31日にも新宿で取材したが、同様に多くの電動キックボード利用者が交通ルールを無視していた。

   電動キックボードの危険運転の様子がSNSに投稿されるケースも増えている。8月25日早朝に、目黒区の国道246号線で、逆走する電動キックボードの様子などが投稿されている。8月26日に全国で初めて危険運転傷害容疑で書類送検された23歳の女性は、無免許で運転していたうえ、赤信号を無視してタクシーに衝突し、乗客の男性が負傷した。警視庁は、赤信号と認識しながら信号を無視し、事故を起こしてけがをさせたことを踏まえて「過失運転傷害」より罪が重い「危険運転傷害」を適用したという。危険運転傷害は15年以下の懲役刑が科せられる可能性がある。

   都内では電動キックボード関連の事故は今年に入ってすでに34件発生している(8月24日現在)。そのうち10件は人身事故だった。

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