28日(2021年8月)から行方不明になっていた東京都墨田区の女子高校生が遺体で発見された。15時30分頃、「友人に会いに行く」と家を出たが、その後連絡が取れなくなり母親が18時30分頃に110番通報。墨田区内の駐車場で男女が乗る車に乗り込む姿が防犯カメラで確認されたことから警察が車の行方を追っていた。
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番組サイトより
群馬県在住の20代夫婦との関係は？
警察はこの車を30日夜に長野県内で発見、乗っていた男女を職務質問した。2人は群馬県在住の20代夫婦で、山梨県で遺体を捨てたと話し、女子高生は今日31日未明、山梨県早川町にある人が住んでいない民家の物置小屋から遺体で発見された。行方不明になった時のままの着衣で、胸のあたりに出血があるという。警察は死体遺棄容疑で逮捕状を請求しているが、この夫婦は殺害についてもほのめかしているという。
「めざまし8」の田中良幸情報キャスターによる現場中継をみると、発見された小屋は県道にも面し、いつ人が来るかわからないような場所。人が住んでいないという民家も定期的に手入れがされていた。山奥にいくと人目につかない場所がある中、地元の人からは「なぜこの場所だったのか」と不思議がる声も。
女子高生にいったい何が起きたのか。まだ不明な点が多い事件だが、めざまし８では元警視庁刑事の吉川祐二さんをスタジオに呼び、事件の背景に迫った。
MCの谷原章介「わからないことが多いのですが、経緯をごらんになってどうでしょうか」
群馬、東京、山梨、長野...
吉川祐二さん「3人の関係性が全くわかっていない。年が離れているように感じるが、ある意味同年代でもある。怨恨の可能性は低いと思う。何らかのトラブルがあったのではないか。死体遺棄場所をスムーズに話していることから、容疑者が興奮状態、あるいは焦っていることが感じられる」
谷原章介「群馬に住んでる夫婦が、東京で女子高生と会って、山梨で死体遺棄し、長野で確保された」
吉川祐二「横で移動するのは簡単。ある意味行動範囲といえる」
谷原章介「3時間後とかなり短い時間で110番通報している」
吉川祐二「家族と被害女性の会話が常日頃取れていた。3時間程度の所在不明は、持ち帰って様子みましょうという言葉が出るが、警察が動いているということは家族が情報を持っていた可能性がある」
三浦瑠麗（国際政治学者）「多くの人は自分で問題解決と思ってしまうが、プロに相談するとかできなかったのか」
矢沢心（タレント）「友人に会いに行くというが、友人なのか。いろんなことを想像してしまう」
武井壮（元陸上競技選手）「今の時代、SNSやネットで人となりがわからない人と簡単に接触できてしまう。我々の時代は人となりが分かっていないとそういう関係にならなかった。どんな人なのか素性のわからない人と会うことの危険性を感じる。東京で会ってトラブルになって殺してしまった。どうしようどうしようと山に行って、帰るのが怖いから長野に行ってという計画性のない心情がうかがえる。不気味さがある」
（みっちゃん）