モデルナ製の一部混入問題
古市憲寿(社会学者)「若者に対して現場に来て抽選、最悪。お年寄りがネット予約で、なぜ若者に現場に来てもらって抽選券を配る。400万人の1%が打ちたいと4万人。ワクチンが行き届いてからやるべき。算数ができない。知事の思いつきに東京都の職員の方が翻弄されているのかな」
ワクチンそのものにもトラブルが発生している。8月13日にモデルナ社製のワクチンに異物混入が発見され、同一ロットを含む163万回分が回収対象となったが、すでに50万回分は接種済みだった。異物を見つけたのは埼玉県薬務課主任の薬剤師、石井公規さん。石井さんによると異物はコンマ数ミリで、目視できるほどの大きさの黒色沈殿物だという。金属片の可能性があり、スペインの工場で混入した可能性が指摘されている。
該当ロットをすでに接種済みという登山家の野口健さんは「どうしようもないですよね」とコメント。野口さんは副反応はあったものの現在体調は戻っているという。タレントの鈴木紗理奈さん、ものまねタレントの山本高広さんも該当ワクチンを接種したが、山本さんは「最悪な宝くじが当たった気分」とSNSに投稿している。
該当ロットを接種した30代男性2人の死亡も確認されていて、田村憲久厚労相はNHKの番組で「因果関係はまだわからない、しっかり調査してまいりたい」と述べている。
橋下徹「役所は情報確定したものから出したがるが、今回は五月雨式にどんどん出してあとから修正している。こういう情報の出し方はいいと思う。チェックが働いていて我々も冷静に判断することが重要。騒ぎすぎると役人はおびえて全部ストップしてしまう」
二木芳人「異物混入は二度と起こらないようきちんとしていただくことが重要。ワクチン打った後に亡くなる方は一定数いらっしゃる。基本的にはお年寄りで病気持っていらっしゃる方だが、若い方もいらっしゃるので異物との因果関係を結びつけるのは難しい」
(みっちゃん)