「電動キックボードの危険運転で、警視庁は20代の女性を書類送検しました」と司会の永島優美アナが27日(2021年8月)、伝える。女は飲食店従業員で、6月に東京・新宿の交差点に信号を無視して進入し、タクシーと衝突して乗客にけがを負わせた。免許も取得しておらず、警視庁は「無免許・危険運転致死傷」と判断した。
カズレーザー「注意して終わりなんですかねえ」
こうした電動キックボードの違法・無法運転が横行していて、都内では今年だけですでに34件の事故が起きている。フジテレビのカメラが東京・渋谷に行ってみると、たしかにムチャクチャである。歩道や横断歩道を結構なスピードで走り、原付バイクと同じ扱いなのでナンバープレートやミラーなども付けなければいけないのだが、それもついていない。蛇行運転もへっちゃらである。
歩道を走行していた白のミニワンピースが素敵な女性に話を聞こうとすると、「うるせーよ。話しかけんな、クソ!」と悪態をついて走り去った。違法運転は懲役3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金で、横断歩道を走行していた男性は警察官に停止させられた。男性は「ナンバー付けないとだめと注意されました。知らなかった」と話したが、知らなかったわけはないだろう。
スペシャルキャスターのカズレーザー(お笑いタレント)は「注意して終わりなんですかねえ」と首をかしげる。これが原付バイクだったら、即検挙だろう。
司会の谷原章介「きちんと法律とルールを守っている人が多いのに、このまま無法が横行すると、すべて禁止ということになってしまうかもしれません」
まずは違法走行を片っ端から摘発することだろう。
(カズキ)