アストラゼネカ製の新型コロナウイルスのワクチン接種が、大阪に続いて9月1日(2021年)から東京でもスタートするが、その予約がすでに始まっている。
「めざまし8」情報キャスターの倉田大誠アナは8月26日、「都内在住の40歳以上。ファイザー製やモデルナ製にアレルギーがある。海外などで1回目を接種して2回目を打ちたい――などが対象です」と説明する。
「1日200人」に古市憲寿「いかにも少ないですよ」
有効性や副反応はどうなのか。有効性(発症予防)は90~93%のファイザー製やモデルナ製に比べると83%とやや低い。1回目の接種後に、約1割の人に発熱、4人に1人に頭痛、3人に1人に倦怠感や筋肉痛があるが、2回目はいずれも軽減している。
昭和大医学部の二木芳人・客員教授は「有効性の違いは、問題にするほどではないと思います。血栓症が起こりやすいという指摘がありますが、100万人に15人とごく稀です。ただ、発症頻度は若い人の方が多いので、40歳以上が対象になっているわけです」
司会の谷原章介「日本国内で生産されているという利点もあるようです」
古市憲寿(社会学者)「でも、1日200人というんでしょ、東京は1000万都市なのに、いかにも少ないですよ。けさ予約サイトを見たら、都庁のワクチン接種センターはもう埋まっていました。渋谷の若者向けのワクチン接種も、1日200人ですからね。これでは、本気度が疑われてしまいます」
予約はネットで受け付け。
(カズキ)