きのう24日21時10分ごろ、東京・港区白金の東京メトロ白金高輪駅で男女2人に硫酸とみられる液体をかけた男はどこに逃走したのか。「めざまし8」情報キャスターの堀池亮介が現場から伝えた。
「私は2番出口の上がったところにいるのですが、男はこの2番出口の下のエスカレーターから上がってきて、踊り場付近で、追い抜きざまに20代男性の顔面や背中に硫酸を浴びせました。目が見えないなどの症状があるようです。別の女性は転び、膝などにやけどを負ったということです」
若狭勝「一刻も早く検挙してほしい」
警視庁は男の防犯カメラ画像を公開した。年齢は30歳から50歳で、身長は175センチくらい。がっしりした体格だ。黒いポロシャツ、黒いズボン、黒い帽子を被っていて、白いマスクをして、白い手袋をした右手にビンのようなものを持っている。
堀池「通勤の人たちに聞いてみますと、『いつも使う駅なので、非常に怖いです』『きょうは、後ろを振り返りながら歩いてしまいます』と話していました」
水曜の総合解説の若狭勝(弁護士)「こういう事案は、大きく分けて、無差別と特定な相手を狙ったものがあるのですが、今回は計画的な無差別であることは明らか。防犯カメラの映像を追っていけば、犯行後の行動(逃走方面)をつかめるんじゃないでしょうか。(犯行を繰り返す可能性もあり)一刻も早く検挙してほしいですね」
ただ、警察のこうした公開映像はいつも画質が荒くピンボケで、肝心なところがよく見えない。今回も目が映っている画像がない。人権やプライバシーの問題があるのだろうが、画像の男が犯人であることは明らかなのだから、ばっちり顔出しにすれば、直ちに検挙につながるはずだが。
(カズキ)