「東京都はきのう23日(2021年8月)から酸素ステーションを始めました」と24日、司会の加藤浩次が伝えた。
森圭介アナが内容を説明する。「渋谷区の以前『こどもの城』といわれていたところですが、その跡地を使っています。病床は130床、24時間体制で、医師3人、看護師25人が常駐しているということです。何が行われるかと言いますと、自宅療養の軽症者を受け入れて酸素投与などを行うところです」
加藤浩次「抗体カクテル療法も併せて...」
その流れについて「まずは自宅療養中に119番通報します。そうすると、救急隊がやってきて、入院が必要ないと判断した場合に酸素ステーションに運ばれます。そこで医師などが酸素投与の必要かどうかを判断します」
加藤「水野先生は率直にどう思いますか」
日本感染症学会指導医の水野泰孝医師「一歩進んだと思いますが、あくまでつなぎの治療であって、根本的な解決にはなっていません。重症化する前に、ある程度治療できる体制づくりも併せて進めていくことが必要だと考えます」
加藤「軽症者や症状の軽い中等症患者に点滴する抗体カクテル療法も併せてやった方がいいという考えですね」
現在、東京都の自宅療養者は2万5000人を超える。都は酸素ステーションをさらに増設方針という。どこまで期待できるか。
(一ツ石)