「なかなか入院できない」状況は変わるのか 国と都、医療機関へ「協力要請」

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「割り振り」の重要性

   三浦瑠麗(国際政治学者)「日本で充実していないのが在宅医療だが、どんなイメージか皆さん持っておられないと思う。お年寄りが自宅で緩和ケアを行うのも在宅医療。入院ほど完璧ではないかもしれないが、24時間連絡をすれば来てくれるような医療が提供できるようになると違うかなと思う。(今回の事例はワクチンを接種されていなかったが)高齢者の方ワクチンを受けていただきたい」

   三鴨教授「国や都がこういう政策(協力要請)を取られるのは当然と思うが、病院によってコロナの患者さんをどこまで診察できるか能力が異なる。せっかく入院したのに不幸な経過をとることもあるので割り振りをしっかりしなければいけない。糖尿病、悪性腫瘍はうつらないが、コロナの患者さんは入院すれば他の患者さん、スタッフにうつる可能性がある」

   三浦瑠麗「三鴨先生の言うことはわかるが、日本は入院日数が長い。お産などもアメリカはすぐ帰しちゃう。入院を短縮しないといけない」

   立岩陽一郎(ジャーナリスト)「誰を批判してもしょうがない。次のパンデミックに対応出来る長期的な対応を考えなければいけない。ちゃんとした機関を作ったほうがいい。自衛隊の衛生部隊強化が必要だと思う。防衛予算は5兆円あるのに衛生部隊には2億円しか使っていない」

(みっちゃん)

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